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2019年5月27日

3D立体音響!イヤホン型バイノーラル録音マイク『HOOKE VERSE』が日本発売開始!Bluetooth機能搭載のワイヤレス型!

「HOOKE VERSE」ワイヤレスイヤホン型バイノーラル録音マイク

ワイヤレスイヤホン型バイノーラル録音マイク「HOOKE VERSE」が遂に日本に上陸した。Hookieの最大の特徴はスマートフォン・GoPro・録音マイク等々いろんなデバイスに接続してバイノーラル録音ができるBluetooth対応のイヤホン型バイノーラルマイクという点。

キクタニミュージック株式会社は、HOOKE AUDIO ( フック・オーディオ) 社製品の正規代理店業務を開始し、バイノーラル録音可能なヘッドホン「Hooke Verse」を発売いたします。2019.05.24(引用元:キクタニミュージック株式会社

バイノーラル録音とは、人間が日常的に耳で聴いている音をそっくりそのまま再現できる立体音響(3D)の録音方式のことだ。

立体音響を表現するための録音マイクは既にいくつかあるが、HOOKE VERSEはイヤホン型の録音マイクさえあれば、どこでも簡単に録音できるというのが最大の特徴だ。

誰でも簡単に立体音響が録音できるようになると、ライブ会場の臨場感や波の音など、日常的に人間が無意識に感じ取っている音の距離や奥行きや方向性をそのまま再現することが可能になる。

ワイヤレスイヤホン型バイノーラル録音マイク「HOOKE VERSE」について購入前にいろんな情報をチェックしてみたいと思います。

バイノーラル録音とは?

人間は自分の両耳を中心として音の方角・奥行き・距離などを聞き分けることができます。しかし、デジタルで人間が体験している360°に取り巻く立体的な音(立体音響)を表現するのは容易ではありませんでした。

もし、立体音響を実現しようとすると映画館のように閉鎖された空間にスピーカーを何台も設置して音を流すしか方法がなかったのです。

そこで登場したのがバイノーラル録音。バイノーラル録音はイヤホンやヘッドホンを通じて音を聴くことを想定した立体音響の録音方式のひとつ。

元々バーチャルリアリティの異次元空間をつくるために使われていた録音方式らしいのですが、バイノーラル録音は非常に臨場感溢れる音の世界を表現出来るのです。

バイノーラル録音についての詳細はこの記事をチェック↓

さっそくバイノーラル録音が従来の録音方式とどう違うのかみてみましょう。

イヤホンをつけてご視聴ください

音に不快感を覚えた場合は停止を
合間に流れる広告の音量にご注意を

こちらの動画は、ディズニーランドのアトラクションに乗ったときの音をバイノーラル録音で聴くことが出来る。スマートフォンで録音した場合の単一方向からしか音が聞こえない録音方式(モノ)と比較できる。バイノーラル録音の臨場感体験できましたか?

「HOOKE VERSE(フック)」商品まとめ

「HOOKE VERSE」の商品説明の動画をまずご覧ください。動画のあとに、フックの商品のポイントをまとめてみました。※内容は主にフックの公式サイトを参照しています。

Battery(バッテリー)

録音:8時間〜9時間
イヤホン再生時間:9時間〜10時

Bluetooth機能

16bit 48kHz ステレオ
Bluetooth 5
iOS/Androidスマートフォン接続可能

App(アプリ)

バイノーラル録音用のアプリを無料提供
youtube、twitter、facebook等のSNSにシェア
録音した音声は他社の録音マイクでも聴くことが可能

イヤホン・スピーカー

周波数帯:20Hz – 16kHz
タイプ:ダイナミック
出力インピーダンス:16ohm

録音マイク

周波数帯:20Hz-20kHz タイプ:エレクトレット・コンデンサーマイク 感度:-32sB+/-2dB 指向性:無指向性(オムニ) Max SPL:125dBSPLE (THD=105%)

「HOOKE VERSE(フック)」の何が革新的なのか?

従来のバイノーラル録音マイクと何が違うのでしょうか?フックと他社製品を比較してどういう点が優れているのかチェックしてみました。

バイノーラル録音機能を搭載したイヤホン

フックは、音楽を聴くためのイヤホンだけでなく、バイノーラル録音も出来るイヤホン。音のインプットとアウトプットがどちらも一つのデバイスだけで実現してしまう一石二鳥のイヤホン型録音マイクなのだ。

しかもその録音の方式がバイノーラル録音マイクなので、録音した音は全て立体音響。あなたが体験した世界をいろんな人と共有できるのが魅力のひとつ。

スマホやカメラなど様々なデバイスに接続できる

イヤホンや録音マイクを使いたいシーンに合わせて色んなデバイスに接続できる点がフックの最大のメリットです。

実は他社製品はマルチデバイス対応が弱かったりします。
以下の表はどのディバイスに接続して録音できるか縦軸に各社商品、横軸にデバイスを示した表です。

https://hookeaudio.com/wp-content/uploads/2019/05/compare-1024x350.png

イヤホン型のバイノーラル録音マイクとして人気が高い、ローランドRoland CS-10EMについても、こうやってみると意外と接続出来るデバイスが少ないことがわかります。

iOS/Androidスマートフォン、GOPROなどに接続できるイヤホン型マイクは今のところフックだけなのです。

また、一眼レフやVRカメラなど、Bloothに対応していない機器にもUSBケーブルで接続できるのが魅力的。自分が作りたい映像に合わせて質の高い立体音響を再現出来る。

ASMRの動画を作るにはコスパ最強!

今大人気のASMRAutonomous Sensory Meridian Response)は、よりリアルなゾワゾワとくすぐったい体験を視聴者に感じてもらうため、臨場感あふれるバイノーラル録音を好むyoutuber(ASMRtist)が多い。

従来バイノーラル録音をするためには、少し高額なバイノーラル録音マイクを買うか、録音マイク+イヤホン型バイノーラルマイクを組み合わせるかの2パターンだった。

ASMR用のマイクについてはこちらの記事をチェック↓

フックを使えば、ひとつの録音マイクで完結してしまう。

2万〜3万円でひとつのマイクでバイノーラル録音ができるタイプは今まで存在しなかったのだ。フックは非常に安く手に入れることのできるバイノーラル録音マイクであるといえる。

音質ってどうなの?実際にマイクテストした人の口コミ

フックはアメリカで先行発売開始しており、さっそくその口コミが上がってきています。
購入前に気になるのが、ぶっちゃけ使い勝手だとか音質がいいのかどうか。

米国の口コミを元にその評判を見てみましょう。

Amazon通販サイトの口コミ

3.4/5

アマゾンは23件の口コミで星の評価は3.4。

「参考になった」の数が最も多かったJeremy E. Schultzさんの評価を一部ご紹介。

イヤホン型録音マイク自体には4つ星をあげたい。だけれども、アプリには1つ星をあげる。すばやく録音する必要のある4K動画の録音音響には使えなかったからだ。


ーー中略ーー


iphoneで動画+バイノーラル録音をしようとするとアプリを介すしか録音方法がないため未完成だと感じる。

問題なのは、4K動画を録音した時間だけ保存するのに時間がかかるという点、つまり10分4K動画を撮影したら保存に10分かかるということだ。

アプリが途中で動かくなるか、スマホになにかあったら録音した動画が消えてしまう。

ー略ー

一応アプリを介して4K動画まで撮影出来るらしいが口コミによるとアプリの性能がまだ追いついていない部分があるようだ。プロフェッショナライズがされていないのは課題として残っているよう。ただ、日常的なライブや自然の音を録音する分には問題なさそう。

マイクテスト動画をみて聞いた感想

百聞は一見にしかずということで、既にフックのイヤホン型バイノーラル録音マイクを手に入れた動画をみて聞いた感想を筆者の目線でお伝えいたします。

こちらの動画は、アプリの画面が実際にどういうものかわかりやすく見せてくれています。フックのアプリにアカウントをつくって起動したらすぐに録音する画面が映し出される。アプリ自体は非常にシンプルでわかりやすい仕様のようだ。

スマートフォンによってアプリの使いやすさ使いにくさがあるのかもしれない。

こちらの動画は、フックをつけて外の音を実際に録音している音を確認できます。車が右から左に走り去る音が鮮明にわかる。動画もきれいに撮れている。

さいごに

フックのイヤホン型バイノーラル録音マイクは是非買いたいのですが入手ルートがいまいちわからず、調査中。
今回調査してみて、どちらかというと上級者向きよりかは初心者向きの録音マイクなのかなといった印象
日常的な生活音を共有したい人にとっては非常に使いやすく新しい体験を共有できる録音マイクであることは間違いない。

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