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2019年5月16日

2019年のトレンドはASMR!youtubeの急上昇キーワード!音フェチを魅了する動画とは?

ASMRのyoutube動画を視聴して「くすぐったい!」「ゾワゾワする!」と今話題のASMRについて、「ASMRとはなにか」「なぜASMRは人気なのか」をご紹介します。

項目

  1. ASMRとは?
  2. 世界中で驚異的な人気を誇る「ASMR」のyoutube検索需要
  3. 日本では直近一気に「ASMR」のyoutube検索需要が伸びている
  4. ASMRの人気動画視聴回数は○千万回超え!?
  5. ASMRが広く知られるようになったきっかけは?
  6. ASMRが大流行した理由とは?
  7. ASMRが特に人気な国はどこ?
  8. 2019年は日本の番!ASMRを楽しもう!

 

ASMRとは?

ASMRは、Autonomous-Sensory-Meridian-Responseの略称です。

wikipediによると、ASMRとは、「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、頭がゾワゾワするといった反応・感覚。」と記載されています。

簡単にいうと耳かきをしたときの心地よいくすぐったい反応や感覚のことをASMRというのです。

ASMRの感じ方は人それぞれ。
ASMRを誘発する「きっかけとなる因子」をトリガーと呼びます。

トリガーについて詳しく知りたい人はこちらをチェック↓
ASMRの意味!ASMRを引き起こすトリガーとは?

さっそくASMRがどういうものなのか動画をみてみましょう。

イヤホンをつけてご視聴くださいね!

実はASMRという言葉が使われ始めたのは割と最近のこと。
Googleトレンドの検索需要をみるとASMRの人気がここ数年で伸びていることがわかる。

 

世界中で驚異的な人気を誇る「ASMR」のyoutube検索需要

youtubeの検索キーワード「ASMR」は、2017年-2018年にかけて世界中で爆発的に伸びている。

2019年い入った今もなお、うなぎ登りだ。

Google トレンドで「ASMR」の人気動向をみてみよう。

どれくらい人気なのか比較するために比較対象として、
米国のカントリーシンガーソングライター「テイラー・スウィフト」と全英アルバム・チャートおいて1位に輝いた最年少歌手、「ビリー・アイリッシュ」の人気動向を同時にみてみる。

世界中で「ASMR」のyoutube検索需要がどれだけ高いかわかっていただけただろうか。

意外にも「テイラー・スウィフト」人気動向は可視化できず。やはり最近話題沸騰中「ビリー・アイリッシュ」の人気は急上昇している。でも「ASMR」の人気には届いていない。

ASMR動画は2011年頃から徐々に人気をあげてきて、2017年頃から勢いよく伸びている。

日本では直近一気に「ASMR」のyoutube検索需要が伸びている

日本は世界から少し遅れてASMRのトレンドが今年ピークに達しそうだ。

Google トレンドで「ASMR」の日本におけるyoutubue検索人気動向をチェックしてみよう。

人気動向の比較対象として、youtuber人気ランキングの1位2位を争っている「ヒカキン」と「はじめしゃちょー」をピックアップしてみた。

日本では、「ヒカキン」が堂々と人気をキープ(恐るべし)。
「ASMR」は「はじめしゃちょー」とほぼ同等までの人気レベルまでに伸びている。

日本でASMRは2015年からじわじわと人気を徐々に伸ばしている。
2018年11月頃に一気に上昇を見せ2019年にはピークを迎えることが予想される。

ASMRの人気動画視聴回数は○千万回超え!?

驚くべき事実はASMRの人気動向だけではない。
ASMRは動画の世界に旋風を巻き起こしている。

こちらは、2018/06/17 に公開されたASMRMagicさんの動画。

その視聴回数は2019年5月でなんと5273万回

2017年にアップされているヒカキンの「皮ごとバナナ食べてみたw」でも視聴数が440万回。
顔出しをしていないyoutuberが視聴回数を数千万伸ばすことは容易ではない世界だ。

冒頭でご紹介した動画は、日本人のASMR人気youtuberのはとむぎさん。
はとむぎさんがアップした動画もなお、視聴回数は5百万回を超えているものが多い。

ASMRは音を楽しむための動画であるため、言語の壁がない。
うまくいけば世界中から愛されるyoutuberになれるまたとないチャンスなのだ。

海外のメディアによると囁き(ささやき)声のASMR動画をアップしているyoutuberの平均年収は少なくとも1千400万円。ASMRをはじめるためのマイクなどの機材は数万円で揃うため、是非日本人にもトライしてほしい。

ASMRが広く知られるようになったきっかけは?

ASMRがいかに勢いのあるトレンドなのかおわかりいただけたでしょうか。

実はASMRは最初から「ASMR」と呼ばれていたわけではありません。

日頃から感じていた、くすぐったいゾワゾワするセンセーション(人々の感情に強く訴え、耳目をそばだたせること)を他の人と共感したいと思ったジェニファー・アレン(Jennifer Allen)さんが2019年にネットにあげた投稿がきっかけとなって、広く知られるようになりました。

※投稿は匿名だったので、ジェニファー・アレン(Jennifer Allen)だと認めていないメディアも多い。

via GIPHY

投稿の内容はこうだ。
一部翻訳した内容をご紹介します。

「私、時々センセーションを感じるの。トリガーは特にない。突発的に感じるの。…略…学校の先生がマーカーで手に絵を書いてくれた時…略…一人で座って何もしていない時に感じるの。…略…肌に触るか触らないかぐらいのところで指から腕へかけて撫でるのが好きなの涙が出ちゃうくらいのセンセーション。…略…これって何??好きだからなんなのか知りたい。。。助けて。」

ジェニファー・アレンさんの投稿は、多くの共感を呼びコミュニティが出来るまでに発展した。

ただ、この時「ゾワゾワ」感はまだASMRと名付けられておらず、どちらかというと「脳が感じている」のだと、性感帯のようなものとしてポルノと結び付けられていた。一部のメディアでは脳のオーガズム(Brain Orgasm)と呼んでいる。

ASMRが大流行した理由とは?

ASMRの流行を世界に広めたは他でもないyoutuberたち。

「ゾワゾワ」する感覚はもともと名前がなかった。ジェニファー・アレンさんが発したことにより、つくられたコミュニティ内で、このセンセーションをどう名付けるか話し合われていたのだがそこで登場したのがASMRだ。

「ASMR」というキーワードに目をつけたyoutuberが、ユーザーに検索されやすいようにタイトルに含めるようになってASMRが定着していった。日本では「音フェチ」や「咀嚼音」としても定着してきてますよね。

さらにジェニファー・アレンさんは、ASMR Facebook グループやwilkipediaに情報を記載するなどしてロビー活動を強化。
ネットを通じてASMRは世界に波紋を広げていったのだ。

ASMRの定着とともにしだいに情報メディアにも注目されるようになり、2012年に世界30ヵ国以上に支部を持つユース向けデジタルメディア、VICEでASMRが取り上げられてから、The Washington Post、The Atlanticなど大手メディアに取り上げられるようになった。

ASMRが特に人気な国はどこ?

日本はこれからASMRの時代になると筆者は予測しているが、
他国ではどこの国で人気なのだろうか?

Google トレンドで地域別のインタレストみてみると、1位「フィンランド」2位「韓国」3位「スウェーデン」4位「フランス」5位「イギリス」となっている。

ASMRの動画は韓国発信のものが圧倒的に多い。

2019年は日本の番!ASMRを楽しもう!

最後に筆者より。

日本人は特に昔から「鈴虫の声」「蝉の声」など音と四季を結びつけて情緒的に感じる国民ではないでしょうか。
ASMRこそ日本人が大好きなトピックだと筆者は思うんです。

独特な音のセンスを世界に伝えるビッグチャンス。

みなさんが日常的に感じるゾクゾクとしたむず痒い感情を形にしてみてはいかがでしょう。

日本人のASMRアーティストはまだ数少ないのでチャンスですよ!

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